メゾソプラノ中森千春~うた日記~

ドイツ音楽と日本抒情歌が大好きな中森千春のつれづれ日記♪

三連休②2/12新潟シューベルティアーデ10周年記念スペシャルコンサート

chiharu-mezzosoprano.hatenadiary.jp


悪天候の中、たくさんのお客様にご来場いただきました。

本当にありがとうございました。

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今回は10周年記念スペシャルコンサートとして、構成や演出や、いろいろ新しい試みを行いました。

個人的には、今まではマイナーな曲を担当することがなぜか多かったのですが(笑)、今回はわりと有名どころや再演曲を扱うことができました。

 

公演の中では「わたしのフランツ」と題して、歌い手やピアニストのイチオシを演奏するコーナーがありまして、私が演奏したのは「水の上で歌う」と「死と乙女」でした。

どちらも、新潟シューベルティアーデの過去の公演で私が歌った曲。

改めて取り上げることで新しい発見があり、また自分の課題を見つめ直す機会にもなりました。

 
「水の上で歌う」は、水面に浮かぶ小舟のごとく、長調になったり短調になったり調性の“ゆらぎ”が印象的な作品。

2番の歌詞がいちばんステキよね、と八子さんと好みが合致して嬉しかったことも、MCで少し紹介しました。

「死と乙女」は、死を怖れる乙女と死神の対話からなる詩。

シチュエーションは「魔王」にも似ていますが、死神の語りをどう表現するか、毎回試行錯誤しながら歌っています。

そして最後の“low D”は無事出せるのか!? ...と不安な要素が曲尾に待ち構えていますが、今回も無事に歌いきることができました。

ジェシー・ノーマン、低い方で歌ってるんですよね...CD聴いてびっくり)

 

 

二部構成の長丁場でしたが、それでも終演すると「また歌いたい」と心から思えるのが、私にとっての新潟シューベルティアーデ。

また次の公演に向けて勉強したいと思います。

ご来場ありがとうございました。

 

開場前のりゅーとぴあスタジオA前。雪で真っ白...

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受付スタッフさんより、お祝いのクッキーをいただきました♪

こういうセンス、本当に素敵!

ありがとうございました。

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新潟シューベルティアーデの主催公演、次回は

歌曲集《美しき水車屋の娘》全曲演奏
6/10(日)14時~@りゅーとぴあスタジオ

こちらもよろしくお願いいたします♪