少し遠出したときのお供に、ドライバーが用意したDVD。
1989年、ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートを収録したDVDで、合唱は「晋友会合唱団(日本)」でした。
CD等で聴く機会はあったものの、映像を見るのは初めて。
打楽器がいろいろ登場するので、視覚情報があることでより一層楽しめる作品かもしれません。
「カルミナ・ブラーナ」は、中学の吹奏楽部で抜粋演奏をした思い出の作品です。
当時はホルンを吹いていたので、金管セクションが活躍する場面はどの曲でもテンションがあがります。
久しぶりに全曲通して視聴しましたが、とにかく、ソプラノのキャスリーン・バトルの流麗なお声が美しい。
どこまでも豊かに深く、そして口ずさむかのように軽やかに。本当に美しい。
そして、そんな歌声を間近で聴いているヴァイオリン奏者が、彼女の歌う姿をずーっとニコニコ楽しそうに幸せそうに見つめているのが面白か…いや、微笑ましかったです。
これは、もはや見所のひとつではないでしょうか(笑)
「ジルヴェスター」のお祭り要素のようなものかもしれませんが、こういう自然な味わい方、音楽の楽しみ方が、素敵だなぁと思いました。
chiharu-rosina.hatenadiary.com
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