上越市大潟区ゆかりの作曲家、小山作之助の代表作「夏は来ぬ」をメインに取り上げるイベントで、今回が18回目。
今年は3年ぶりの開催が叶い、私も途中からでしたが聴いてきました。
プログラムは、地元音楽団体(ギターや合唱など)の発表のあとに、ゲストステージ、公募合唱団による「夏は来ぬ」(編曲:後藤丹)の演奏。
今年のゲストは、サックスアンサンブル「E7SS」の皆さん。
持ち替え込みのカルテットにドラムが加わった編成で、奥行きのあるサウンドが魅力的。
エッジを効かせた旋律に、まろやかで安定感のあるハーモニー。
各プレイヤーのセンスが光る演奏で、楽しいステージでした。
公募による「卯の花合唱団」の演奏は、今年は例年に比べて男声パート(特にバス)の厚みと深みが増していました。
男声パートがどっしり聞こえてくることで、後藤先生の編曲の"意図"(のようなもの)が、よりくっきり浮かび上がってくるような…そんな印象を持ちました。
そして、3年ぶりということもあり、とにかくとても熱いエネルギッシュな演奏!
アンコールにもう一回演奏、という恒例行事(?)も込みで、"満腹"の演奏でした。
3年ぶりの開催。
おめでとうございました。