メゾソプラノ中森千春~うた日記~

ドイツ音楽と日本抒情歌が大好きな中森千春のつれづれ日記♪

秋のクラフトイベント

終わったものもありますが、水引作品の販売やワークショップをあちこちでしています。

 

11/2-3 浄興寺de縁日

 

11/8-9 さんわ文化祭(ワークショップ)

 

11/15-16 和こころスーク

 

11/23 ラピカ文化教室(ワークショップ)

rapika-pvk.com

 

 

これ以降は、Instagramの最新投稿にてご確認ください。

https://www.instagram.com/chiharu_katze/

 

 

てるやまもみじ

苗名の滝といもり池まで。

この日はいい天気で、青空と山々とのコントラストが美しかったです。

 

 

 

 

 

www.instagram.com

 

 

www.instagram.com

上越市立牧中学校へ

上越市立牧中学校の合唱サポートとして、2曲伴奏しました。

 

牧区の保育園・小中学校に、地域の各種団体が加わっての文化祭。

世代を跨ぎに跨いだ感じのアットホームな雰囲気で、牧区の合言葉「牧っていいね」が浸透している和やかで楽しいイベントでした。

 

全校約20名の混声合唱…一人一人の表情が見える分、当日即席でも合わせやすかったような気がします。

小学校も中学校も、小規模校ならではのアイディアが満載の発表で、なるほど~と興味深く鑑賞(観賞)させてもらいました。

 

 

 

www.instagram.com

柏崎市立東中学校へ

柏崎市立東中学校へ、合唱コンクールの審査にうかがいました。

昨年に引き続きお招きいただき、ありがとうございます。

 

各学級の合唱に、全校合唱が2曲。

こちらの学校の校歌は斉唱ではなく合唱なので、アルフォーレの客席で聴くと楽曲の美しさがよく感じられます。

中村千栄子&中田喜直コンビの、個人的に大好きな一曲です。

 

秋晴れの日に、中学生のエネルギーあふれる合唱をたっぷり聴かせていただきました。

 

 

www.instagram.com

柏崎市展

第68回柏崎市美術展覧会

彫刻・工芸部門

「綾子舞幻想―恋をせば―」(入選)

 

柏崎市伝統芸能「綾子舞」の演目のひとつ、『恋の踊』の歌詞からイメージを膨らませました。

 

恋をせば 恋をせば 二十三夜の月を待て

月の御利生も あるものよ

(中略)

恋をせば 恋をせば

峰の薬師を 参りやれ

峰の薬師は 恋の神

 

二十三夜の月は、夜更けにのぼる下弦の月のこと。古くからの月待信仰のひとつでもあります(二十三夜講)。

ある夜の三日月を見上げながら、「二十三夜を待つなんて」と思う乙女がいたかもしれません。

そのような発想で、満月(または太陽)と三日月を背景にしつつ、コラージュ作品のような仕上がりにしました。

 

 

 

www.instagram.com

 

 

今回、部門担当者による鑑賞会や解説会…いわゆるギャラリートークにも参加してみました。
受賞の有無に限らずすべての作品についての解説、という点では両市ともに同じでしたが、特に柏崎では、「1時間で50点余りの作品をすべて解説」ということに驚きました。

彫刻・工芸部門に多種多様な作品が並ぶ中、①技法・素材、②評価すべきポイント、③よりよくするためのアドバイスが紹介され、何よりもそこに作者と作品への敬意が含まれていることに感銘を受けました。


私自身、校内コンクールなどで外部審査を務めることがありますが、こうした姿勢は分野が違っても同じこと。

すばらしいギャラリートークでした。

上越市展

10月に入り、ようやく秋めいた気候になってきました。

今年は新しいことにチャレンジしようと思い、上越市柏崎市の美術展に出品してみました。

第54回上越市美術展覧会

工芸・グラフィックデザイン部門

「月に咲く」(入選)

 

 

ドイツの詩人、ハイネによる「蓮の花(Die Lotosblume)」をモチーフに、月あかりに照らされて花開く睡蓮を水引で作りました。

この詩には何人かの作曲家が付曲していますが、なかでもシューマンの歌曲が有名かと思います。

今回は音楽から離れて、詩そのものを表しました。

湖面に映る夜空の深みを藍染水引で表現し、背景(下地)は、ふと閃いて日本画の画材を組み合わせてみることに。

うすぼんやりとしたイメージを具現化するのに苦労しましたが、我ながらいい形に仕上げられたと思っています。

 

 

 

www.instagram.com

 

 

おまけ

材質一覧を提出したはずなのに、審査に関わった方から「これはなんですか」「水引ってなんですか」と質問されたり、初日にうかがったら展示の向きが上下逆だったり、なかなか刺激的な体験ができました(笑)

大きなひとりごと

このほど、某地元紙にリサイタルの記事を掲載していただきました。

いつも取り上げていただきありがたいのですが、一方で「これって取材?」と感じることも増えてきました。

 

以下、今回対応したスタッフからの話ですが...

公演当日、直接の取材は、来場者数とチラシ記載情報に間違いがないかの確認だけで、冒頭10分間を聴いて写真を撮って退散(対応はすべてスタッフ)。

また、「撮影時のシャッター音に気をつけて」というスタッフの声かけに対して、「それは無理です」と仰ったそう。そして、プログラム資料を受け取らずにお帰りになりました(スタッフ全員に確認済み)。


そのような有様だったので掲載は期待していなかったのですが、公演からしばらくして日刊紙に掲載していただきました。

ただ、前半のブラームスが後半で演奏したことになっていたり、ピアノが添え物扱いになっていたり(ソロも弾いていただいたのに)、「鴉(カラス)」「行々子(ヨシキリ)」と”カナ”読みが添えられていたり(鳥に関する学術的文章じゃあるまいに)、等々、いつも以上に疑問を感じる箇所が散見していました。


さすがに、なんだかなぁ、と。

 

以前は、「冒頭10分間」のくだりは同じでも、後日電話で追取材をしてくださる記者の方がいらっしゃいました。

公演への想いや今後の展望や、このような表現でいいですかと丁寧に確認してくださることもありました。

この場合、「伴奏者」ではなく「共演」「ピアニスト」等の表記にしてほしい旨も伝え、快く記事に反映していただきました。

 

もしかしたら、社内規定やマニュアルのようなものがあって、それに合わせた取材をされているのかもしれません。

個人の話なのか、メディア全体の話なのか分かりませんが、お互い気持ちよく関わり続けたいなと思っています。