メゾソプラノ中森千春~うた日記~

ドイツ音楽と日本抒情歌が大好きな中森千春のつれづれ日記♪

10月は音楽イベントがたくさん!

10月は、市内外の中学校3校にうかがって合唱祭などで演奏や審査をさせていただきました。

 

一校目は、柏崎市立東中学校。

かの有名な世界的ピアニストが愛するホール、アルフォーレでの開催。

こちらはゲスト演奏ということで、15分ほど歌わせていただきました。

歌い手として登壇するのは初めてのホールでしたが、とても柔らかい音響で歌っていて気持ち良かったです。やはりシューベルト「魔王」は生徒さんたちの顔が変わります(笑)

外部審査が現役中学生時代よりお世話になっている恩師だったのですが、それを知ったのが直前(というより直後?)だったので、舞台袖ではアワアワしてしまいました。

一応、お褒めの言葉をいただけたのでホッとしています。

 

二校目は、柏崎市立第二中学校。

初めてうかがう学校でしたが、音楽の先生はかつて同じ合唱団で歌っていた間柄。大大大先輩です。そんなご縁で呼んでいただきました。

どの学校もそうですが、特に最高学年の演奏は訴える力がとても強い!

できることなら審査抜きでじっくり味わいたいくらいです。

いつもは総括をコンパクトにまとめてお話ししていますが、学校側のリクエストにより、学級ごとの講評をお話ししました。

マイク越しに聞こえる自分の口調が誰かに似てる…と思っていたら、どうやら「プレバト」でおなじみの夏井先生に似せてしまっていました(笑)

普段褒め下手なんです。私。褒め上手、添削上手の方の語調を少しばかり拝借しました、という話。

ちなみにこちらの学校、校歌の作曲がなんと「堀内敬三」!

いやはや、珍しい。直前に知ってしまったものだから、開会の校歌斉唱はとても楽しみなものでした。

 

三校目は、上越市立頸城中学校。

昨年に引き続き、二度目の外部審査でした。ありがとうございます。

課題曲に自由曲に学年合唱に…限られた時間の中で完成度を高めていくのは大変だと思いますが、とてもいい演奏でした。

二度目となると、昨年の様子と比べながら聴けるのがまたいいですね。

一年間でレベルアップした様子がとても感じられて、刺激を受けました。

開会前の様子を見ていると、武道場(校内開催)に並べた椅子の縦(前後列)と横(学級)の位置をきれいに整えているのが印象的でした。

おそらく見た目を意識してのことと思いますが、合唱の縦(リズムなど発音のタイミング)と横(フレージング)に通じるところがありそうです。

実はこのあたりを最後の講評でお話ししようと思っていたのですが、その後の熱演に感化されてしまい、すっかり忘れてしまいました。