①と書いたからには、少し連載できたらいいなと思います。
ガンバリマス(笑)
レーヴェ「海を行くオーディン」
C. Loewe / Odins Meeres-Ritt
レーヴェといえば、バラード。
神話をはじめとする幻想的な物語を歌にした作品を多く残していて、中でも特段有名なバラードが、この「海を行くオーディン」でしょう。
北欧神話に登場する神様(めちゃ強い)オーディンが鍛冶職人のもとを訪れる、というエピソードが描かれていて、何やら強そうな怪しい男(オーディン)の迫力と、それをいぶかしがりながら対応する鍛冶職人(オルフ)のやりとりが、巧みに表現された一曲です。
中でもピアノパートには、ラジオドラマの効果音を思わせるような音型がてんこもりで、面白い音型がたくさん登場します。
扉をたたく音、馬の足音、オルフの心情、オーディンの威厳、神々しいきらめき、等々。
今回は、その魅力を存分に味わっていただきたいと思い、日本語の朗読とピアノ演奏によるオリジナルステージを用意してみました。
歌の演奏と合わせて聴いていただくことで、初めて聴く方でも作品の魅力、面白さを感じていただけると思います。
この原稿は、もちろん私のオリジナル。
絵本の読み聞かせを意識した文体で、対訳資料の作成とはひと味違う苦労を体験しました。
原稿はいい感じに仕上がりましたので、ぜひ会場にてお楽しみください。
chiharu-rosina.hatenadiary.com
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