メゾソプラノ中森千春~うた日記~

ドイツ音楽と日本抒情歌が大好きな中森千春のつれづれ日記♪

6/22:浄興寺de縁日

スケジュールの都合で一日限定でしたが、古本エリアに出店しました。

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過去最多出店数だったそうで(…確か78店舗?)、一時雨もぱらつきましたが、人の往来が絶えない一日でした。

店の売上は、新たに買った古本で相殺。想定内です(笑)

お互いがお互いの店で買う。これまた古本市の醍醐味だと思います。

そんな空間の仲間入りができて楽しかったです。

 

プロの本屋さんに囲まれて、陳列とかポップとかフリーペーパーとか選書ラインナップとか、いろいろなスキルやサービスが勉強できました。

古書店や古本市でこんな陳列があったら素敵だな、こんなポップがあったら、こんなサービスがあったら、…という個人的なささやかな夢がすべて詰まった空間でした。

本好きを通り越して、とにかく活字や紙媒体の「何か」が好きな私(笑)

こういうイベントでは、店主さんお手製のフリーペーパーやポップに強く惹かれます。

お店の「色」をいちばん感じる部分でもありますね。

一方私は、コンサートや歌の講座で「色」が出せているのかな。作れているのかな。

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古本エリアで出店されてたカフェ「イロハニ堂」さん。

すぐ近くだったので、できあがり次第ブースまで届けに来てくださいました。

カップのイラストが可愛かった♪

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翌日は合唱指導などたて込んではいたものの、空き時間に寄り道してぶらぶら。

ピアスやはちみつや甘味ものなど物色して、お店の人とお喋りして、本堂から聞こえてくる音楽に耳を傾けて、ばったり出会って知り合いとたわいもない話をして。

つかの間ののんびりタイムでした。

 

次回開催は秋。11/2(土),3(日)だそうです。

ふらっとでかけてみてはいかがでしょうか?

完売御礼:6/16新潟シューマン協会第3回例会

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おかげさまで、上記公演の前売券は完売いたしました。

当日は、会場隣接の駐車場が混み合うと思いますので、なるべく公共交通機関をご利用の上お越しください。

※JR内野駅から徒歩数分

 

私が演奏するのは、歌曲集《詩人の恋》の第10~14曲。

お相手は、共演オンステ数が分からないほどたくさん組んでいる本間優さん。

(今回で何回目...?)

明日は会場で最終調整のリハーサル。

体調を整えて、がんばります。

 

 

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出演情報:6/29Vortragジョイントコンサート

今月の公演案内(その②)

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Vortragジョイントコンサート
2019年6月29日(土)14時開演
燕市文化会館 展示ホール
一般1,500円/小中高校生500円
※当日300円増し

 

クラシックのよく聴く名曲を中心に、なかなか聴けない名曲も少しだけ織り交ぜたクラシック入門的コンサートです。

Vortragは県央地域ゆかりの音楽家が集まった団体。燕市に親戚がいることから私も微力ながら関わっています。

会員総数は把握していませんが、チラシ掲載の倍以上はいる?のかな。

 

チェリストいないけどこの名曲をどうやって?

バリトンもバスもいないけどあのオペラをどうやって?

私自身、全貌を把握しきれていませんが(笑)、気になった方はぜひ会場へお越しください。

出演情報:6/16新潟シューマン協会第3回例会

今月の公演案内(その①)

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新潟シューマン協会第3回例会
2019年6月16日(日)14時開演
内野まちづくりセンター(新潟市) ホール
一般2,000円/学生1,000円

 

 

それなりに近い昔、修論の研究で扱ったのはシューマンの歌曲でした。

私の好きなシューマン。それと知らずに音源を聴いてもシューマンの作品と感じられる、そのシューマンたらしめているのは何なのかを知りたかったのです。

それならば、同じテキストに付けられた歌曲を比較することで、作曲家の作品に共通する特徴がみえてくるのでは。そんな動機で研究を始めた…ような気がします。

もともとシューマン《女の愛と生涯》が好きで学部時代のレパートリーだったこと、そして同じ連作詩に、ほぼ同時代のレーヴェが作曲していること(歌曲集《女の愛》)、などが決め手になり、テキストの韻律分析と旋律分析に主軸を置いた上で両作品を比較することにしました。

 

在籍した大学院独自のカリキュラムで3年間研究に没頭できたため、M3にもなると分析作業そのものにのめり込んでしまい、加えて毎週の声楽レッスンがとても有意義で充実感ある内容(もちろん厳しかった)だったため、”第三者的な比較”としてほかの歌曲集を分析してみたくなりました。
そこで「シューマンたらしめている何か」を見つけたくて取り組んだのが、《女の愛と生涯》と同年に作られた《詩人の恋》。

同じようにテキストの韻律分析をして、曲毎の旋律的特徴、和声的特徴、歌とピアノの関係性など、作品と対峙しました。ゼミの先生のご協力もあり、学内でその成果を演奏発表できたのは貴重な経験でした。

 

今回、新潟シューマン協会で《詩人の恋》を取り上げるにあたり、当時作った資料を引っ張り出してきたわけですが...かなり青臭い分析と解釈が並んでいて赤面モノでした(笑)

ただ、あのときがむしゃらに取り組んだ研究活動のおかげで、資料文献を読み漁る集中力と体力はいまだ現役状態をキープできている気がします。

 

結局のところ、シューマンとレーヴェを比較して、さらにシューマンの作品にたくさん触れて得た結論はただひとつ。

シューマンシューマン

修論は自分が言語化できるレベルでなんとかまとめたけれど、一作曲家の音楽的特徴を表現する最適な言葉を探すのは当然難しいわけです。

 

カーステレオからふいに流れてきた歌曲をすぐさま「あ、曲名知らないけどこれはシューマンね」と認識してしまったことから、これまたふいに大学院時代のあれやこれや(脳内をぐるぐるしていた案件)を思い出してしまい、備忘録的に綴ってみました。


とりあえず、今回は自分の担当曲を時間のある限り深めていきます(今回は全16曲を3等分しての演奏!)。
まだ残席ややあります。皆さん来てね。

古本市に出店!?

今月、6/22(土)6/23(日)に上越市浄興寺さんで縁日イベントが開かれます。

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6/22(土)限定で、古本市に出店することにしました。

「猫」「日本語学」「詩歌」に関する書籍を中心に選定中です。

収集中の猫のポストカードも一部並べます。

晴れるとイイナ~♪

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大型の10連休

青空広がるいい天気の日が多かった大型連休。

レッスンやブライダルの仕事がちょこちょこ入ったので、小型連休の数珠繋ぎのような10日間でした。

 

過ごしやすい気候の日をねらって、年度変わりの断捨離でクリーンセンターを数往復。

別の日には、玄関先の小さな庭をいじったり、家の脇にレンガを敷いて小道もどきを造ったり(雑草対策を兼ねて)、そこそこアウトドアな生活を送っていました。←アウトドア?

 

5月4日と5日は、近隣の町で開かれた「一箱古本市」へ出かけてきました。

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黒姫高原のイベントは、親子連れでにぎわってました。

近くにドッグランもあって、ワンちゃんもたくさん!芝生を駆け回るのが気持ちよさそうでした。

 

この日の昼は、会場近くの「茶房主(さぼうず)」で。

山のお店は水が美味しい!

同行者の頼んだコーヒーを味見させてもらったら、とってもまろやかな口当たり。

もちろん料理も美味しかったですヨ。ハーブたっぷりのチキンプレートがおいしゅうございました。

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翌日は、長岡市一箱古本市へ。

駅前商店街の一画が歩行者天国になって、古本市のほかに屋台やフリマなど一日賑やかでした。

ただね...とっても暑い日だったので、夕方には顔がヒリヒリして少し痛かったです。

日焼け対策が足りなかった...。

出店の手伝いで店番をしていたのですが、本箱を眺めるお客さんとの会話がとても楽しかったです。

本と本のつながり、人と人のつながり、そして本と人のつながり。

機会があれば、「店主」として参加してみたいなぁ。

 

例年であれば、何かしらの音楽イベントに参加してあっという間に駆け抜ける連休なのですが、今年は出演関係の予定がなく、とってものんびりしてしまいました。

たっぷり充電できたので、またあれやこれやの企画に向けて突っ走っていきます。

終演:4/21春爛漫コンサート

2019年4月21日(日)
千の枝に幾千の春が来た
春爛漫コンサート
~優しい幹に身を任せ~
だいしホール(新潟市

 

終演しました。

ご来場くださいました皆様、多方面でお手伝いご協力くださいました皆様、ありがとうございました。

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個人的にはいろいろ冒険的なプログラムもあったのですが、まあまあまあ…なんとか最後まで歌いきれてよかったです。ホッ

いちばん心配だった重唱がご好評いただけたみたいで、何やら部分的に再演の機会もありそうで、ありがたい限りです。また精進します。

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ひとつの公演が終わるのは、自分の課題を見つめ直す(自覚しなおす)チャンス。

次の舞台までに、いろいろあちこち修正調整をはかっていこうと思います。

 

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打上げは、会場近くのお洒落なリストランテ「アンフォラ」で。

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