意味がありそうだけどよく分からないタイトルをつけると、なぜかアクセス数が伸びます(笑)訪問ありがとうございます。
下記ブログ記事の続き(補足)です。
chiharu-rosina.hatenadiary.com
地方で音楽活動を続けるということは、ニーズの開拓をし続けること。
「ニーズの開拓」って、なんでしょう?
ニーズの開拓、すなわち「アボカドを知らない人がアボカドサラダの美味しい店を友人に紹介できるようになること」。
↑ほろ酔い加減で思いついたゆる~い定義です。
アボカドが好きな人は、すでに存在するニーズ。好きな人は、特に特別な案内や宣伝をしなくても、アボカド料理のレシピを調べたり、美味しい店を探したり、結構アクティブです。放っておいてもアボカドを味わうことができます。
そういう、もともと好きな人だけを相手にしていては、ニーズは増えない。少ないニーズは少ないままで、ないニーズはないまま。
たとえばアボカドがスーパーから消えたとして、「困るんですけど!」とクレームを入れてしまう消費者はどれくらいいるでしょうか?
ここでアボカドを例えに使ったのは、単に私が好きだから(笑)
先日、生まれて初めてドラゴンフルーツなるものをスーパーで買って食べてみました。なんとなく、アボカドを初めて食べたときと似た感覚を持ちました。ただ、アボカドと同じくらい好きになるかというと...ビミョーです。
私はアボカドが好きなので、アボカドがスーパーから消えたらそれなりに困りますが、ドラゴンフルーツが消えても私は困りません。近所のスーパーで毎日売られているのかどうかも、よく分かりません。
それに対して、鯖缶はどうでしょうか。
先月だったかな、健康食だったかダイエット食品だったかで人気に火がついてしまい、スーパーの缶詰売り場から鯖缶がごっそり消えた時期がありました。
ここ上越は、春には鯖缶がよく売れる地域。缶詰の中でもかなりメジャーな商品です。
【徹底調査】タケノコ汁にサバ缶 上越~北信地方だけの「常識」?|上越タウンジャーナル
ごっそり消えたときは、「最近、鯖缶売ってないよね」という会話を何度もしました。私は鯖缶のヘビーユーザーです。ないと困ります。
同じことがアボカドで起きたところで、「最近、アボカド売ってないよね」にはならないような気がします。
「最近、ドラゴンフルーツ(以下略)」は、なおさらありえません(笑)
アボカドのたとえ話に戻します。
「アボカドを知らない人がアボカドサラダの美味しい店を友人に紹介できるようになること」というのは、一食材としての美味しさを他者に伝えられること。
アボカドの存在を知り、その美味しさを知ってヘビーユーザーになった人にとって、その価値と認知は上越地域における「鯖缶」と同等になります。
上越地域の合唱文化が「鯖缶」だとすれば、私が目指すのは「アボカド以上・鯖缶未満」のややニッチなニーズ。
それでも、今はまだ「ドラゴンフルーツ」くらいかもしれません。
やること、やれること、やれそうなことは、まだまだ多そうです。