2年ぶりの開催でした。
出演関係者のみ来場可能とのことで、ガラガラの客席をイメージしていたのですが、それなりに賑わっていて驚きました。
あとで聞くと、今回参加を見送った合唱団の方がたくさんいらしていたとのこと。
参加を見送るというのは、練習時間がとれない、披露できるレパートリーがない、ワクチン接種日と重なるメンバーが多い、家族や職場の理解が得られない、...等、理由は団によって様々だったことでしょう。
ステージ発表だけでなく、可能な限りホール全体が賑やかになることが、「合唱フェスティバル/合唱祭」の本来の姿だと思っています。
座席数の制限など、諸般の条件があった上での開催でしたが、感染対策を徹底した上でのある程度の賑やかさがあって、「日常」がゆるやかに戻ってきたように感じました。
何はともあれ、人前で演奏できる喜びに勝るものはありません。
指導している団には予め「ちょっとした不調があれば気にせず休んでください」と伝えた上で、当日集まれたメンバーでのベストパフォーマンスを、とイメージしていました。
今回、様々な理由で参加を見送ったメンバーもいるし、嬉しいことに直前になって日程調整ができたと急遽参加されたメンバーもいました。
そんな事情から、当日のリハで並び方を決めたわけですが、結果的にその特殊な並び方が団にとっては新感覚で、既演曲でも新しい響きに聞こえたのは面白い発見でした。
(後日、当日の録音を聴きましたが、予想以上の音響効果がありました!これは嬉しい!)
こちらの団では7月・8月に予定していた参加イベントが中止となり、今後のスケジュールは未定です。が、レパートリーを増やす期間としてのんびり活動していけたらと思っています。