メゾソプラノ中森千春~うた日記~

ドイツ音楽と日本抒情歌が大好きな中森千春のつれづれ日記♪

プログラム一考

演奏会が終わると、なぜかリサイタルプログラムを考えたくなります。
実現するかどうかはともかく、いろんなコンセプトで妄想を膨らませるのは面白い作業です。

ここ数日で考えてみたのは、「オール○○プログラム」。
休憩を含めて90分程度、一人の作曲家の作品だけでプログラミングしてみよう、という遊びです。
昨日はシューベルト、今日はシューマンで考えてみました。
手元に何もおかず、ひとまず思いつくままにプログラムを考えてみて、それから楽譜や作品一覧表、CDなどを参考に再考します。
最近ではインターネットにプログラムを掲載しているページもあるので、とても参考になります。
企画する側としてリサイタルプログラムを眺めていると、主催者または演奏者のコンセプトがあぶりだされていくようで、これまた面白いのです。

今のわたしのレパートリー(+α)で考えるとして、すぐに思いつくのはシューベルト、レーヴェ、シューマンブラームスR.シュトラウス
もう少し頑張って勉強するなら、メンデルスゾーンとヴォルフ、マーラーも加えられるかな。
90分のプログラムを組もうとすると、自分のレパートリーの偏りや“癖(好み)”も見つめることができそうです。

誰のためにもならない記録データとして、今まで公式の場(演奏会など)で演奏経験のある歌曲は、すべてエクセルファイルで一覧表にまとめています。
じわじわと行が増えていくのがちょっとした喜びでもあり、前述の「レパートリーの偏り」を発見するきっかけにもなります。
自分のためにはなるけれど、本当に誰のためにもならないデータです(笑)
自己満足ですね。