メゾソプラノ中森千春~うた日記~

ドイツ音楽と日本抒情歌が大好きな中森千春のつれづれ日記♪

レッスンについて③(過去のお問合せから)

先日、

「○○大学(音大)を声楽で受験したいのですが、1年で合格できますか?」

というお問合せをいただきました。

先に言っておきますが、お会いしたことも声を聴いたこともない方に、合格できるともできないとも答えることはできません。敢えて言うとしたら、「覚悟を決めて頑張ってください」くらいはできるかな。

「○○さんが言っていました」「○○さんに教えてもらいました」が独り歩きするほど、怖いものはありません。過去に、「どうしてあなたが私の発言を知ってるの?しかもかなり誤解が含まれているんですけどー」と気になってルートを辿ったら、何人か経由して尾っぽや葉っぱが少し加わっていたということがありました。100パーセントのねつ造ではなかったので、私にも責任はあると思い否定はしませんでしたが、親しくない方に余計なことは言わない、秘密の話は二人きりのときだけ、と肝に銘じた経験です。

というわけで、無責任なことは言えないので、試験課題それぞれにおける準備の進め方について一般論をお伝えしつつ、声楽レッスンを早く始めることを勧めました。

 

受験の問合せ...そういえば、私もしました。中学生のときに。

当時はまだ志望校の受験自体を許してもらえていなかったので(普通科でないことと、自宅から遠く離れていたことが理由)、どうすれば許してもらえるか、応援してもらえるか、しばらく悩んでいました。

悩み過ぎた私は、志望校に直接電話で問合せをしました(いやぁ~勇気があったなぁ。

)。

センター試験に必要な主要教科の授業について、普通科とのカリキュラム(シラバス)の差はどれほどなのか。(取得単位一覧を見ながら、教科・科目の比較をした上での質問)

・最寄り駅まで電車で2時間ほどかかるが、現役生でそんな人はいるのか。

学科長にあたる先生が電話に出てくださり、私のつたない言葉遣いの質問に対して、真摯に対応してくださいました。オープンスクールでは聞けなかったこと、また近隣住宅に下宿している現役生の話など、いろいろ具体的な話も含まれていて、とても参考になりました。

さすがに「受かりますか?」とは聞きませんでしたけどね(笑)

その先生から「頑張ってください」とエールをいただき、その後両親の承諾をもらい、無事に受験することができました(一度受けてダメだったら、二度目は地元校を受けるという条件付きだったけれど)。

 

前述の方には、かなり丁寧な文章を書いたつもりですが、それから返信はありませんでした。会ったこともない人に、WEBサイトの問合せフォームを使って“直球質問”してきたくらいだから、「大丈夫だよ!」と無責任な答えを期待されていたのかもしれません(笑)

そうであったら、ごめんなさい。

 

結局、どういう進路選択をしたのかな。返信がない分、気になっています。

 

「レッスンについて」シリーズ記事一覧

chiharu-rosina.hatenadiary.com

chiharu-rosina.hatenadiary.com