アルフォーレ子ども育成事業
柏崎少年少女合唱団 見学体験会
この事業が一昨年スタートしたときから合唱指導を担当させていただいています。
今回が3回目。人数も増えて、歌声も変わって、練習曲の難易度も高くなって、いろいろレベルアップしていました。
練習会場のマルチホールは、天井が高くて声がよく響きます。子どもたちも楽しそうに気持ちよさそうに歌っていました。
毎年「小学生のころに初期メンバーとして歌ってた人」と紹介していただくのですが…まあ子ども達はポカーンとしてます(笑)
それもそのはず。私はこの企画にだけ関わっている状態で、普段の練習にはタッチしていません。
「いつもと違う指導者(トレーナー)が子ども達の前に立つ意味」がいい方向に作用するように…それだけを意識しながら、練習の進め方を考えています。
はじめは求められているもの(イメージ)が掴めず、練習内容がブレブレでした。子どもたちが求めているもの、保護者が求めているもの、スタッフ側が求めているもの、どれも違うはずなのに、そのどれにも当てはまるモノを追っていたから。
自分の「こだわり」を前面に出しても大丈夫、ということが分かってから、やりやすくなりました。要は、自分の(こちら側の)捉え方の問題だったわけですね。
そういう意味では、3年目にしてようやく私の役割が把握できた気がします。
今回は、小学生から高校生まで約20名が参加。
練習曲は事前に音とりが済んでいて人前で歌った曲もあったみたいで、もとから完成度の高い状態でした。
ここからどう展開させていくか…原曲の印象や歌詞のキーワードを探りながら、それぞれの曲の良さをより引き出せる歌い方。
それを子どもたちにも一緒に考えてもらいました。
いつもの定例練習より長めのスケジュールでしたが、みんな最後まで集中して歌っていました。
来月のお披露目コンサート(アルフォーレ子どもステージフェスティバル)が楽しみです。